Gennady Rozhdestvensky
(現時点で入手不可のCD)

チャイコフスキー 交響曲 第4番
第1楽章  第2楽章  第3楽章  第4楽章
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(←クリックでオリジナルページ:以下は、チャイコフスキー交響曲第4番関係部分の抜粋)

咆哮する金管!鋼鉄のアンサンブル!スリリングな最終楽章!
さながら精密機械。ピンと張り詰めたアンサンブルは軍隊のそれ。しかもライヴとはまた驚き。ロジェストヴェンスキーにはロンドン響(IMP)との録音もありますが、今回はすべてがケタ違い。濃厚なヴィブラートで咆えまくるブラス。全編にロシアのオケの魅力が爆発!ソヴィエト時代の国家の威信をまるごと背負った圧倒的な演奏。畳み掛けるフィナーレも息を呑む素晴らしさで、興奮のるつぼと化した会場からは終演を待ちきれずに盛大な雄叫びがあがるほど。そもそもレニングラード・フィルをムラヴィンスキー以外の指揮者が振ること自体きわめて異例のこと。ちなみに、この顔合わせには「幻想」(BBC ラジオ・クラシックス / 廃盤)もあり、チャイコフスキーとは同日の演目でした。録音もクリアで世紀のライヴを盛り上げます。
1971年9月9日、ロンドン、ロイヤル・アルバートホール

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1971年9月9日のステレオ・ライヴ録音。以前にBBC RADIO CLASSICSレーベルから発売、廃盤となって久しかったハイテンション演奏が復活。
 当時、世界的にも最強の精鋭集団だったレニングラード・フィルが、ムラヴィンスキーの手をはなれ、いつもの演奏会とはまったく異なるロジェヴェンの派手な芸風を得て、旅公演で燃えた貴重な記録です。
 第1楽章冒頭から濃厚ヴィブラートで咆えるブラスに仰天、広大に設定されたダイナミクスによって極限まで拡大された情感が、緩急自在に振幅します。
 第4楽章も凄く、作曲者自身もこの楽章を「鳴り物入り」と評していたそうですが、そのことをここまであからさまに示した演奏もあまりないでしょう。
 この興奮に、聴衆も最後の和音が鳴っている間から雄叫びのような喝采をあげ始め、会場中に口笛は飛びかうなど大変な騒ぎです。

ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲 第1番
第1楽章  第2楽章  第3楽章  第4楽章
ベルリオーズ 幻想交響曲
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チャイコフスキー Francesca da Rimini

最終更新:2024年2月3日

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